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知床 層雲峡 網走 に関する観光コース
知床
アイヌ語で「地の果て」を意味する。
知床は千島列島から続く火山帯の一部をなしており、その海岸部は
オホーツクの荒波にけずり取られた、断崖を連ねた狭く細長い半島です。この中には湖、沼や湿原が点在し、それを取りかこむように
針広混交林が生い茂る。また多くの海の生物やオオワシ、水鳥、ヒグマなどの野生動物を観察することができます。
流氷など厳しい気候と地形や、多様な自然の恩恵によって、豊かな森と海に恵まれた知床は、野生動物の生態系が、高く評価されております。
2005年 世界自然遺産への登録
層雲峡
網走
流氷は11月初旬にアムール川北東地域で海水温の低下により発生した氷結が、北西の季節風によって大きく成長を続けながら南下し、北海道のオホーツク海岸に近づく、知床が流氷に覆われるのは、1月下旬頃です。
流氷は極東1の流域面積をもつ大河アムールが、大量の河水をオホーツク海に流し、低塩分層ができやすい状態にする。
この塩分の薄い層は、海表面に氷ができやすく、初めは無数の小さな氷の結晶がやがて寒さとともに、徐々に氷板へと成長していくのです。
海水下には豊かなプランクトン、それを餌に生きる魚の大群、さらにそれを目当てにオオワシ、オジロワシ、アザラシなどが流氷上に姿を見せます。これらは流氷の水先案内人のように先に後ろに渡ってくる生き物たちです。
知床国立公園はオホーツク海沿岸の北緯44度に位置し、流氷渡来世界最南端の地でもあります。